徒然なるままに詩を想う。。。 -8ページ目

『小さな命』

僕が見つけた小さな命
心縮めて震えてたんだ

僕に生まれた小さな気持ち
顔が緩んで笑えてたんだ

君を守ること
どんな事からも
君を守ること
僕に出来るのかな

手のひらでおどけて
君は無邪気な顔をして
この世にはびこる
悪を知らなくて
僕の方が不安になっちゃいそうだ

僕が育てた小さな命
体丸めて震えてたんだ

僕に届いた小さな気持ち
胸を直接抱きしめたんだ

君を思ってる
どんな時だって
君を思ってる
仕事も手に付かない

ヒザの上転げて
君は無邪気な顔をして
この世にはびこる
悪を知らなくて
僕の方が不安になっちゃいそうだ

手のひらでおどけて
君は無邪気な顔をして
僕の思いにすら
気づかなくて
君の事は一人にさせられないなぁ

僕が側に居てあげなきゃだなぁ

『携帯電話』

あなたと私をつなぐ小さな電話は

あの日から突然無口になった

着信履歴のあなたの名前は

一週間前の日付とともに

ディスプレイに静かに映しだされた


当たり前のようになっていた毎日が

私にとって、かけがえの無いものだと気づけなかった

気づくのが遅すぎた

でも、気づくことができてよかった


震える指でボタンを押すと

電話の向こうから呼び出し音が聞こえてきた…

『RA・KU・GA・KI』

声かけられて 照れくさくて

質問なんて 耳に入っちゃいない

緊張しちゃって 声が裏返って

良いとこなんて これっぽっちもない


ノートの隅に小さく「好き」と書いた

ボールペンで消えずに少し焦って

ちぎった紙切れ ポケットの中で小さく丸めた

なぜだか捨てられないよ ラクガキ

『Ahaaa!!!』

僕の止まらない喜怒哀楽
マイペースな君に翻弄
今夜も…また溜息こぼれる…Ahaaa!!!

声が聞きたいならおいでよ
僕の側に今すぐおいでよ
君はいつでもそうさ口だけ
また冷たい布団で一人でおやすみ。byebye!!

今日も止まらない喜怒哀楽
自由気ままな君は暴走
結局…また怒りが溢れる…Ahaaa!!!

服が買いたいなら買いなよ
僕の腕引っ張らず買いなよ
君はいつでも財布空っぽ
また冷たい口調でスネては帰るの?byebye!!

マイペースな君に翻弄
それでも…たまに見せる…
君の態度が…好きだよ…Ahaaa!!!

声が聞きたいなら行くから
服が買いたいなら買うから
僕の側から離れず居てね
また弱気な僕は捨てられたよ。byebye!!

こんな僕にbyebye,Ahaaa!!!

『さくら蝶』

色あせた僕の小さな思い出
あなたにいつか届くのでしょうか?
心は疼いて言葉は詰まって
春風に舞うさくら蝶

小さな歩幅が
いつしか伸びてく
あなたの名前を
刻んだ大木の横

色あせた僕の小さな思い出
久しぶりにアルバム開くよ
学ランに包まれ両手も揃えて
胸にとまったさくら蝶

僕とあなたの距離を感じ
涙流す日もあるけど
今年もまた季節は巡るよ
窓の側にとまっているよ

色あせた僕の小さな思い出
あなたにいつか届くのでしょうか?
心は疼いて言葉は詰まって
春風にまた誘われて

色鮮やかなあなたの笑顔が
久しぶりに僕の目の前に
心は素直に言葉を届けて
胸にとまったさくら蝶

僕にとまった…さくら蝶

『M』

多くの人ごみの中から
偶然生まれた出会いが
時を重ね数えるうちに
大きく僕の中育って

君からもらった言葉の
隅っこに秘めた想いに
気づく事できない位に
余裕を失っていたんだ

あの日の手紙
今も持ってるよ
辛い時苦しい時
読み返しているよ

今、僕の気持ちを
歌で贈るよ
悲しみや不安が
君を襲わないように

側に居れたら
笑いあえるのなら
他には要らない
それ程に君が好きだよ

傷つき失うことから
怯えて逃げていた僕ら
愛する事すら投げ捨てて
ヒザを抱え震えていたんだ

あの日の笑顔
今も覚えてるよ
辛い時苦しい時
ふと思いだすよ

側に居れたら
笑いあえるのなら
他には要らない
それ程に君が好きだよ

誰よりも君が好きだよ

『雑踏』

雑踏のざわめきの中
君の声聞こえたのなら
それは悲しい事だけど
きっと幻なのだろう

壊れてく形見つめて
変わりゆく風肌で感じ
流れてく時思えば
君の顔がふと浮かぶよ

君と過ごした
僅かな時間が
嘘では無いと
思ってたくて

愛を調べた
辞典に挟んだ
小さなシオリ
外して本を閉じた

愕然と立ち尽くしてる
僕を君はきっと笑うね

君と見てきた
景色の欠片を
未だに僕は
手放せずにいるよ

空は変わって
僕の心を
置いていくんだ
君の記憶と共に

『明日の僕を作る者』

不安で明日が見えない夜も

涙があふれて止まらない時も

気づけば君に頼っていた

でも,それももう過去のこと


明日の自分を作るのは

他の誰でもなく今の自分

何かを作り変えたいのならば

まず、すべてを壊せばいい


心が痛くてやるせない

今夜のような一人の夜も

頑張る自分に伝えたい

「笑顔が一番だよ」と・・・

『涙~いつかの2人~』

アルバムには出会ったばかりの2人がいる

あの頃の僕たちはまだ子供だったね

くだらないことで 悩んで泣いて

いつも君の頬には涙がつたっていた

自分の弱さを正当化するために

僕は涙の意味を探し求めていた

いつのまにか強くなっていた心

いつまでも大切な事は忘れない

僕達はこれからもずっと一緒だよ

あの涙の意味を覚えているから

『Voice』

たぶん君が思っているほど

僕の心は強くないから


お願い その腕で抱きしめていて

いつでも その声でささやいていて


もしも君が辛くなった時は

僕が心から君を支えるよ


だから今は その腕で抱きしめていて

いつまでも その声でささやいていて