『変わらないもの』 | 徒然なるままに詩を想う。。。

『変わらないもの』

日が傾いて土に還る
もうすぐ何も見えなくなるね
生まれた街も歩んだ時も
何もかもが闇に包まれて

手が触れ合って道が繋がり
いつしか離れ孤独に戻る
不慣れなキスも学んだ愛も
何もかもが過去と変わってく

ドアの先

柔らかい

光に

包まれて

小さな家とうるさい家族は
不恰好で一番の自慢
世界中を集め回っても
これ以上の温もりは見つからない

小さな部屋に置いたベッドに
飛び込んで涙隠した
深く息を吸って吐き出したなら
家族に逢いに行こう

最高の笑顔で