『桜燃ゆる』 | 徒然なるままに詩を想う。。。

『桜燃ゆる』

片手だけで数え切れない
歪んでしまった恋の狭間
お子様な僕を君はきっと
頼りないと感じただろう

悩んでばかりも居られないから
次の炎燃やしましょうか

君と迎えた春を愛して
今ここに付箋…桜燃ゆる
眼に映る炎抱きしめたまま
春探す夏が産声上げる


飾りだけにプライド注ぐ
方輪落ちの恋の列車
皮肉にも僕は君に衝突
触れ合わなけりゃ嘘になるだろ

遊んでばかりも居られないから
本気で炎燃やしましょうか

君と迎える春を信じて
止まらずに加速…桜燃ゆる
身を包む炎炭になるまで
春行きの夏が汽笛を鳴らす


季節は巡り秋を迎えて
見上げた空に…桜燃ゆる
じきに来る冬に備えて
二人空高く炎掲げる

桜燃ゆる…桜燃ゆる…