『刃』 | 徒然なるままに詩を想う。。。

『刃』

握り潰した 指の間に

光る刃の その矛先で


傷つけるのは 人か己か

時が傷跡 増やし続ける


繰り返すのは 愚かな事で

振り返るのは 愚かな事で


不実の刃に 晒された身が

たとえ傷つき 震えようとも


小さな常識 心に植え付け

騒乱の世から 己を守れ