『意味のある時間』 | 徒然なるままに詩を想う。。。

『意味のある時間』

目を閉じて夜を待つ
君の声が聞こえますよに
昨日の続き話しておくれ
期待が話膨らませて

手を伸ばす君が居る
触れた指が嘘じゃないよに
確かな命感じさせてくれ
涙が溢れないよに

止まった時計の針を君は
無表情で先に進めるけれど
ちょっと待っておくれよ
僕が欲しいのはそんな
空っぽの共有じゃない

側に居ても
意味の無い時間
離れてても
意味のある時間

分別できるほど
僕ら偉くないよ
頭で分かって
心が拒むの

ただ側に居たいだけ
ただ君が欲しいだけ

目を開けて朝迎える
君が明日こそ来ますように
ボンヤリした胸がこなす日々
価値観を見出せなくて

困った僕の背中を君は
涙声で引きとめようとするけど
ちょっと待っておくれよ
僕が欲しいのはそんな
マイナスの二人じゃない

側に居ても
意味の無い時間
離れてても
意味のある時間

結果論だけでしょ
僕ら二分の一
運で転がす
恋愛ゲーム

ただ側に居たいだけ
ただ君が欲しいだけ

離れてる意味さえ
考えられないようじゃ
明日は消えるけど…

僕は信じてる
君を信じてる