『ff』 | 徒然なるままに詩を想う。。。

『ff』

悲しみの奥に光があるなら
一体それは何色だろう
下向いたまま歩く街は
いつもほどの輝きを見せなくて

悲しみの声で歌を歌えば
一体誰が振り向くだろう
灰色の音符に胸を刺され
涙さえも流れていくんだ

フォルテッシモの風を使って
君の元まで泳いで行こう
開いた腕の間に虹が
綺麗に流れるその日まで

悲しみの道に雪が降るから
なぜだか少し寂しく感じる
震える指にかかる白息
全てで君を包み込めば

フォルテッシモの時を使って
寂しい期間消してしまおう
閉じた扉の音も戻して
明るく輝く未来へ行こう

フォルテッシモの風を使って
君の元まで泳いで行こう
開いた腕の間に虹が
綺麗に流れるその日まで